メインテートには併用禁忌の薬がある!

メインテートは、高血圧や狭心症、不整脈などの治療薬です。
βブロッカーという系統に属する医薬品なのですが、β1受容体にのみ作用するという特徴があります。
実はβ受容体には、β1受容体だけでなく、β2受容体というものも存在します。
βブロッカーは、その名が示している通り、β受容体を阻害する作用があるのですが、気管支に存在しているβ2受容体までを阻害してしまうと困ったことになってしまいます。
でも、メインテートには、心臓に存在しているβ受容体のみを選択的に阻害するという作用があります。
そのため、副作用を抑えつつ、高血圧や狭心症などを治療することができるのです。

 メインテートを服用すると、簡単に言えば、心臓の拍動がゆっくりになります。
通常、運動をすると心拍数が上がります。
それは運動で使っている筋肉がたくさんのエネルギーを必要とするためです。
しかし、心拍数が多くなると、それだけ大量の血液が血管内に押し出されることになりますので、血圧が高くなってしまいます。
もともと高血圧の人であれば、場合によっては脳出血を起こしてしまう危険性もあるわけです。
それを回避するために開発されたのが、心臓の拍動を活発化させる機能を有するβ1受容体を阻害するβブロッカーなのです。
心臓の働きすぎを抑えることによって、高血圧や狭心症、不整脈などの発症を抑えることを目的としています。

 とても便利な薬なのですが、メインテート 禁忌とされるいくつかのケースがあります。
それは急性心不全や喘息、糖尿病などの人の場合です。
それらの所見がある人にメインテートを投与すると、かえって症状を悪化させてしまう可能性があります。
また、高血圧薬のジルチアゼムや心臓治療薬のジギタリスなどは併用禁忌とされています。
両方の薬を同時に服用すると、副作用が出やすくなってしまうためです。

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